客引きの手引き
闇スロへの入り口は大きく分けて二つあります。
一つは
既存客による紹介
そしてもう一つが
客引きによる勧誘
です。
それぞれ解説します。
既存客の紹介

一度お店に行ったことがある人が、自分の知り合いに声を掛けて一緒に来店するパターンです。
闇スロ側としては、リスクが少なく新規客を増やすことができるので、紹介者にキャッシュバックを用意するなどして促す傾向にあります。
実際、筆者自身も始めての闇スロは職場の上司からの勧誘でした。
なんとなく違法であることは感じつつも、4号機が打ちたい気持ちにあっさりその懸念はかき消され、嬉々としてついて行ったと記憶しています。<
始めての闇スロは実に好調で、気持ちよく勝つことができ、それを知り合いに自慢しながら今度一緒に行こうぜ!なんて話をしていたように思います。(紹介キャッシュバック目当てもあったと思います。)
今思えば、最初に勝てたのはビギナーズラックだったのか、それとも店側の操作によるものだったのか、答えは明白ですが、このようにしてまんまとお店側の意図する通りに紹介の輪は広がっていくのでした。
客引き

もう一つの入り口になっているのが「客引き」です。
闇スロ店専門の客引きがいるわけではなく、キャバクラなど水商売系の店に属する客引きが、闇スロも平行して紹介しているケースが多いです。
まず始めに街でキャバクラへの勧誘をします。自分が引いた客がお店を出るタイミングを見計らって店前で待機し、次のお店を探していないか伺います。
もう一件別のキャバクラに行くか、風俗にするか、といった選択肢の中に闇スロが入ってきます。

お酒が入って多少気も大きくなり、財布の紐も緩んでいます。
少し興味を刺激してしまえばあとは簡単です。
自分でキャバクラに勧誘した客であれば、私服警官である心配もない(警官であればキャバクラに連れて行った時点で捕まるはず)ので、多少強引にでも連れて行くことはできてしまいます。
こうして街の客引きからも闇スロに新規客は流れてくるのです。
試しに、夜の街でキャバクラの客引きに声をかけられたら「闇スロはあるの?」って聞いてみると良いです。
あなたが私服警官のような雰囲気を出していない限り、たいていは「ありますよ!」と返ってきますから。しかし、そのまま行ってしまってはいけませんよ。
一度踏み入れると危険

闇スロに立ち入るきっかけは、主に2つのパターンがあることはおわかりいただけたかと思います。
経験上言えることですが、一度行ってしまえばそれまでわずかながら残っていた違法性への懸念などもどこかへ吹っ飛んでしまいます。

それ以降はゲームセンターにでも行くような感覚で、頻繁に通うようになり、気が付けばどっぷりとハマっているのです。
たまたま運良く捕まるようなことはありませんでしたが、いつ摘発されてもおかしくなかったですし、慣れとは本当に怖いものです。
「自分はいつでもやめられる。」
と自制心に自信を持っているタイプの人ほど、自覚がない分危険です。タバコや酒、薬物と同じでギャンブルにはある種の魔力があるのです。
これ以上借金すらできなくなるほど金銭的に追い詰められるか摘発されるか、待っているのはそのどちらかです。